活動報告2022年8月16日 13:07

南阿蘇産ビールの醸造が始まりました

先月27日にホップの収穫を行いました。当日は南阿蘇ケアサービスの就労継続支援B型施設の「LABみなみ阿蘇」のメンバーさんたちと、今回のリターン品ビールのラベルデザインを手掛けられる崇城大学芸術学部デザイン学科の学生さんも先生と一緒に手伝いに駆けつけてくださいました。

夏の日差しを浴びて、阿蘇の山々を背景にこの日を待ちわびていたようにホップが鈴なりに毬花(まりはな)を付ける様は壮観で、感激もひとしおでした。
毬花を割ったときの香りを嗅いで、「あっ!ビールの香りがする!」と皆さん驚きの表情を見せられたり、和気あいあいとした雰囲気の中で摘み取り作業を無事終えることができました。
今回収穫したホップは南阿蘇産大麦と一緒にビールの仕込みに使われて、すでに醸造が始まっています。10月にはクラウドファンディングのリターン品ができあがる予定です。今回のビールは、クラウドファンディングにもご協力いただいたハイコムウォーター株式会社様の南阿蘇外輪山麓の軟水に適した、その名も「オクトーバーフェスト」というスタイルのピルスナー。当初、ヒースというハーブを副原料に使用する予定でしたが、植え付け一年目ということもあり花の収量があまり見込めないことから、オクトーバーフェストに合わせてドイツビールをリスペクトした本格的ラガービールに変更することになりました。

10月上旬に南阿蘇の道の駅「あそ望の郷」のあそ望横丁にて、今回のビールを中心としたオクトーバーフェストの開催を予定しております。南阿蘇産ビールについて、またイベントの詳細など、引き続きお知らせしてまいります。乞うご期待!

 
令和4年8月吉日
「ビールの生まれる郷プロジェクト」発起人 内田 英喜