阿蘇地域の文化資源を活用した持続可能な未来地域づくり
地域文化×観光防災×デジタル技術→∞の可能性
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■はじめに・ご挨拶
皆さま、こんにちは。
阿蘇火山博物館 館長の 池辺伸一郎と申します。
当館は標高1150m、阿蘇カルデラの中央火口丘群の草千里に位置しており、3㎞東側では中岳が噴煙を上げています。
皆様は『阿蘇』と聞くと何をイメージされるでしょうか?
『グツグツと湧き上がる阿蘇中岳の火口』、『馬たちが悠々と草を食む草千里』・・・
有難いことに阿蘇は自然に恵まれ、たくさんの見どころがあります。
例えば…春の訪れを告げるミヤマキリシマの鮮やかなピンク、
夏、草原に寝そべって見る、一面の星空
秋、揺れるススキから時折顔を見せるキツネにリスなどの野生動物
冬、体をぎゅっと縮めたくなるほど寒い朝に飲む、しぼりたてのあたたかいミルク
春夏秋冬、朝から夜まで阿蘇は私たちを楽しませてくれます。
阿蘇の魅力は自然とともにあり、この自然なしに語ることは出来ません。
今回のクラウドファンディングでは阿蘇ジオパークエリアの自然と文化資源を活用し、持続可能な未来地域づくりに挑戦します。
阿蘇の素材と若い力をミックスさせ阿蘇の魅力を最大限に引き出し、皆様にお届けできるよう取り組んでいきますので、趣旨に賛同いただき、ご協力賜りますと幸いです。
公益財団法人阿蘇火山博物館久木文化財団 館長 池辺伸一郎
■阿蘇火山博物館が地域と取り組む温故創新
阿蘇のパワーを届ける、地域文化観光推進事業とは…
<阿蘇カルデライメージ>
2019年3月に阿蘇火山博物館1階フロア内にオープンした環境省「阿蘇山上ビジターセンター」。
オープン2年で来場者57万人を突破し、また、国道57号線、豊肥本線、阿蘇大橋など熊本地震により失われたインフラも復旧を終え、阿蘇の観光復活に大きな希望が見えています。
そこにさらにエンジンをかけるべく、阿蘇地域は2020年度、阿蘇ジオパーク推進協議会を母体とし、文化庁より文化観光推進法に基づく地域計画が採択されました。
熊本地震や中岳の噴火、水害、新型コロナウイルス感染症など度重なる災害と戦ってきた阿蘇地域にとって起死回生の切り札となる取組です。
この事業では阿蘇地域の文化資源を再発掘し観光に活用するうえで、「阿蘇火山博物館」自身も独自の努力が求められています。
また、コロナ禍での「ニューノーマルなガイドツアー検討会」では既存事業とデジタル技術の融合による次世代の可能性、事業に潜むリスクの抽出について協議したうえで、ガイドこそ地域の魅力を観光客に伝えるキーマンであることを再認識しました。
<館内ガイドの様子>
更には「阿蘇中岳」「温泉」「遊水地」等ある程度固定概念が定着しているように見える観光素材にも「夜の星空」、「四季折々に色が変化する草原」、「草原から時折顔を見せる動物たち」など阿蘇の隠れた魅力はまだまだ沢山存在しています。
阿蘇に観光客が戻りつつある今だからこそ、阿蘇ジオパークエリアを文化資源と観光防災、デジタル技術が融合した、サスティナブルかつ先進的なジオパークのリーディングモデルに発展させたいと考え今回のプロジェクトを立ち上げました。
■プロジェクト構想
当館の夢をかなえるためには、デジタルネイティブ世代(Z世代)の力が不可欠で、当館とガイド、Z世代が協働することでこれまでにない新しいサービスを創出し発信したいと考えています。
以下の取り組みを通じ、阿蘇に新風を巻き起こすためにもぜひ皆様のご協力をお願いいたします。
具体的構想は、下記の通りです。
1.中岳火口と火口カメラを活用した次世代型ツアーと展示の開発
阿蘇観光の目玉である中岳見学と当館が火口縁に設置している火口カメラを活用、リアルとデジタルの融合で新感覚体験を生み出しいつでも見学できる火口を実現します。
<火口カメラの仕組み>
<火口カメラ>
<中岳のストロンボリ式噴火>
2.展示とデジタル技術を融合させたバーチャルミュージアムへの試行
コロナ禍で旅行を我慢している皆様に阿蘇観光を楽しんでいただけるよう、当館や阿蘇の景色をバーチャル空間上で再現し、いつでもどこからでも阿蘇の魅力に触れることのできるバーチャルミュージアム(バーチャル阿蘇)への試行に取り組みます。
<バーチャルコンテンツイメージ①大観峰付近>
<バーチャルコンテンツイメージ②小池水源(南阿蘇村)>
3.夜、冬、4季(4色)草千里にスポットを当てた新感覚体験
<冬の草千里>
4.ICT、IoTを活用した草千里展望所からの新感覚情報発信
草千里展望所からの映像と現地情報を発信します。具体的手法はZ世代の学生たちと検討します。
その他、頂いたご支援金額に応じ、「サスティナブルかつ先進的な観光モデル」を実現します。
■ご支援により実現できること
◆阿蘇火山博物館が阿蘇地域と一緒に「阿蘇山頂の持続可能な近未来観光モデル」を創造するプロジェクトです。
全額をプロジェクトの為に使わせていただく『寄付控除付寄付型リターン(お名前の掲載)』と、阿蘇をより知っていただくオンラインツアーや阿蘇特産品セット等の『購入型リターン(寄付控除なし)』をご用意しています。
◆プロジェクトに必要な金額
企画検討約100万円、火口プロジェクト約300万円、デジタルミュージアム約300万円、四季と夜、冬200万円、ICT/IoTによる情報発信100万円
※いただいたご支援は手数料を除き、プロジェクト費用として最大限に活用させていただきます。
また、目標を上回る金額に達した場合、各取り組みをより充実させます。
◆All-in方式による実施
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。
◆リターンについて
本プロジェクトへの支援者さまへのリターンは以下の通りです。
【寄 付】
お名前の掲載 … 5,000円、10,000円、30,000円、50,000円、100,000円
各コースで口数を選択することができます。
●HP、年報、プロジェクト成果品等にお名前を掲載。
●寄付証明書(※公益財団法人として審査・確認の上、寄付証明書を発行いたします。審査要件:館内利用規定に準じる)
寄附に関する詳細はこちらをご覧ください。
https://www.glocal-cf.com/news/project/asomuse?a=2
【購 入】
①オリジナルグッズ付入館券 … 5,000円
●当館のオリジナルグッズ(阿蘇の立体マグネット)
●阿蘇火山博物館 入館券(1枚)
2021年5月末より、当館にてお渡しいたします。ご支援頂いた旨とお名前をお伝えください。
②阿蘇の名産品 … 10,000円、30,000円
阿蘇の名産品をお届けいたします。商品の詳細につきましては、後日公開いたします。
③ガイドツアー付宿泊券 … 50,000円
当館登録ガイドによるガイドツアー参加券と宿泊券(1名様分)をお送りします。
個性豊かなガイドと杵島岳を散策します。山上からは阿蘇市内を一望でき、阿蘇の雄大さを体感できます。
宿泊先等は当館周辺の宿を予定しております。詳細につきましては、後日公開いたします。
④アカデミックデイ付宿泊券 … 100,000円
当館に関わる各分野の第一人者が講師を務めるプレミアムツアー「アカデミックデイ」の参加+宿泊券(1名様分)をお送りします。
ここでしか聞けない専門的な話を分かりやすくかつディープに聞くことができます。
宿泊先等は当館周辺の宿を予定しております。詳細につきましては、後日公開いたします。
この他にも、阿蘇の魅力をたっぷり味わうことのできるコースを現在準備中です。後日公開いたします。
ご注意:寄付控除をご希望の方は、恐れ入りますが、【寄付】お名前の掲載コースをご選択ください。
【購入】①~④は寄付控除(税制優遇)の対象になりません。
■最後に・プロジェクトへの想い
2021年、阿蘇火山博物館は、時代の要請に応え得る「新生博物館」となり、周辺地域と一体となり、阿蘇地域の文化観光資源を最大限に活用し、持続可能な未来地域づくりに挑戦します!
阿蘇の未来のために、各国ユネスコ世界ジオパークの活性化のために、私たちの取り組みを応援して頂けると嬉しいです。
国内外の多くの皆様からのご支援をお待ちしております。
阿蘇火山博物館
- 2021年3月31日 16:00プロジェクトスタート(3月31日)
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本日より、阿蘇火山博物館によるプロジェクトがスタートしました。
阿蘇火山博物館は、生まれ変わります!!
是非、プロジェクト内容をご覧頂き、ご支援頂ければ嬉しいです。
https://www.glocal-cf.com/project/asomuse
ご支援よろしくお願いいたします。
- 2021年3月31日 16:00税制上の優遇措置について
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税制上の優遇措置について
阿蘇火山博物館は、「公益財団法人」の認定を受けています。
公益財団法人への寄付金は 税務上、所得控除(損金算入)が認められています。
寄付金控除をお受けいただくためには、ご寄付いただいた皆様に対し当館からお届けする「証明書」を税務申告書に添付し、該当する金額を所得から控除して申告してください。
■個人の皆様所得税法第78条の寄付金控除を受けようとする場合、所得税の確定申告書の提出が必要です。
確定申告書に証明書を添付し、所轄の税務署へ確定申告書をご提出ください。
■法人の皆様
法人税法代37条の定めにより税法上の優遇措置の対象となります。<寄付金控除の流れ>
①サイト上で「お名前の掲載」コースをお申し込みください。
②寄付金をお振込またはクレジット決済を行ってください。
③後日、当館にて寄付の状況を確認し「寄付金受領証明書」を郵送いたします。