活動報告2024年5月15日 16:33

JBO2022 鶴岡大会のSCIBOリーダーからメッセージが届きました!

はじめまして。筑波大学博士課程2年の若島と申します。現在、科学者になることを目指して微生物の代謝機能に関する研究をしています。
 
私がJBO本選に初めて参加したのは、高校3年生のとき、2016年のつくば大会でした。本選では、大学の設備を利用した実験試験に挑戦したり、研究室訪問で最先端の研究現場を体験できたことが印象に残っています。同世代の国内トップレベルの知識と技術を持つ選手たちと交流する中で、生物学への興味がさらに深まり、科学者を目指す大きなきっかけとなりました。(この時に訪れた研究室で後に修士論文を執筆することになるとは、当時は思ってもいませんでした。)
 
本選終了後、JBOの成績を大学入試に活用し、第一志望だった筑波大学生物学類に入学することができました。大学入学後も、JBO本選における学生スタッフ団体「SCIBO」の発足と運営に携わり、大会を通じて知り合った友人や関係者の皆様との交流は現在も続いています。このように、私がJBOからいただいた恩は計り知れません。
 
今年の熊本大会、そして来年度以降も、未来の科学者が集う唯一無二の大会が存続することを心から願っています。選手たちが全力を発揮できる大会を実現するためには、皆様のご協力が必要です。本選OBの一人として、そして大会運営に携わる一員として、未来の科学者の夢を応援していきたいと思っています。


調査船上で

JBO2022鶴岡大会の集合写真

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活動報告2024年5月1日 08:50

JBO2023 静岡本選大会のSCIBOリーダーからメッセージを頂きました!

こんにちは。梶谷碧と申します。
現在は、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻の博士1年として、減数分裂に関する研究をしています。

私が初めて生物学オリンピックのことを知って参加したのは、高校3年生の時に開催されたJBO2017広島大会でした。
本選では、周りの選手が皆優秀で生物学のプロであるように見え(実際そうでしたが)、かなり緊張しました。しかし、研究室見学時の会話などを通して、周りの選手たちの生物への愛を知ることができたのは大変楽しかったです。
また、普段の学校生活では解く機会がないような難解な実技試験問題を解くことができたのは貴重な体験だったと今でも感じます。マイクロピペットなどの実験器具に触れること自体が生まれて初めてで、すごく嬉しかったです。

大学入学後は、JBO2019長崎大会からほぼ毎年、学生スタッフ「SCIBO」として運営のお手伝いをしています。SCIBOとして参加するJBOは、選手の視点で感じていたJBOの様子とはまた違っていました。
選手が試験に集中できる環境作りや、短い期間内で試験や交流会などのイベントを滞りなく実施する仕組み作り、選手が様々なことを体験し思い出に残るような企画作り、など。実施会場が毎年変わる中でも、私が選手の時に感じていた「楽しかった思い出と貴重な体験」を変わらず提供するために、多くの人が尽力していました。

これからもJBOは様々な大学を実施会場としながら毎年開催されると思います。先述したような楽しい思い出を毎年選手に提供し続けられることを心から願っています。



静岡大会で選手のバスを見送るJBOスタッフ(全国から駆けつけた大学教員)

 

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集まっている金額
562,000円
現在
71 %
目標金額800,000円
残り日数88日
参加人数48人
オーナー熊本大学 大学院先端科学研究部附属 生物環境農学国際研究センター