蔵元(商品)の紹介2021年1月29日 17:00

豊永酒造のご紹介

創業明治二十七年 『原料』、『造り』、『貯蔵』に徹する
悠久の自然に囲まれた伝統の焼酎造りを守り通す蔵


1. 豊永酒造について



豊永酒造は明治27年に初代豊永鶴松が球磨郡湯前の地に創業しました。
当時から自社田を持ち、自分たちで作った米で仕込んだ焼酎「都鶴」(球磨川の支流・都川から命名)を発売しました。それから126年、現在4代目当主豊永史郎はこの創業の想いをより一層深め、「有機球磨米」を原料とする「豊永蔵」を中心とした焼酎造りを行っています。

ワインでは「テロワール」(=土壌・風土・気候)という概念があり用語としてよく使われていますが、豊永酒造も創業時より球磨のテロワールに根差した「球磨の米・球磨の水・球磨の人」による焼酎造りを実践し、蔵人の手で、原料米を育て、地域に根差した焼酎造りを行っています。

豊永酒造の焼酎は生産履歴のある国産の原料のみを資料しております。また造りは熟練した蔵人による伝統的な造りですので、とても自然な味わいです。食との相性はとてもよく、食事も邪魔せず飲み飽きしません。日々の新しく多様化する食文化にも対応できる大きな可能性を持った酒であると言えます。


2. 豊永酒造から、皆様への返礼品について



■龍驤(りゅうじょう)
3種類のシェリー樽長期熟成古酒をマリッジし、再び樽入して熟成させたこだわりのブレンド古酒です。スモーキーな香りがより一層引き立つシルキーで力強い味わいです。「龍驤」とは龍が天に昇る様を表しています。三国志において諸葛孔明を表現した言葉とされており、熊本藩が明治時代に建造し、御召艦として使われた帆船の名称でもあります。熊本復興のシンボルとして命名しました。原料は熊本県球磨産米焼酎100%です。 シェリー樽の上品で豊穣な香りと、熟成により非常に柔らかい口当たりです。 ハイボールに合う酒質の原酒を厳選しました。

■常圧豊永蔵
球磨産の有機オーガニック米を使用した米焼酎です。
昔ながらの伝統の常圧蒸留により、とても香ばしい香りと、甘みを感じる力強い味わいが特徴です。
球磨地方では、「ジビエ料理」特に「猪鍋」と一緒に常圧米焼酎を飲んでいました。現在では、脂身の乗った豚肉料理と常圧豊永蔵を合わせると、肉の脂と常圧豊永蔵の甘みが大変マッチします。「豚肉のしゃぶしゃぶ」等がおすすめです。


3. 蔵元より一言

▼豊永酒造の皆様


 今回の令和2年7月豪雨に際し、皆様から多くのご支援いただき厚くお礼申し上げます。
豊永酒造では安心・安全で永続可能な焼酎造りのため様々な取組をおこなっており、今回の球磨焼酎リサイクリーンの活用もその取組の一環と位置付けております。
そのままでは産業廃棄物となってしまう焼酎粕ですが、適切な処理をおこなうことで、栄養価の高い動物用飼料へと転化することができます。
“球磨焼酎”という永く親しんでいただいたブランドが、これからも世界に誇れるものであり続けるためにも当プロジェクトに御賛同いただき、ご支援いただけますと幸いです。


4. 会社概要

会社名    :合名会社 豊永酒造
所在地    :〒868-0621 熊本県球磨郡湯前町老神1873番地
TEL     :0966-43-2008
FAX     :0966-43-4354
HP      :http://toyonagakura.sakura.ne.jp/
 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月29日 14:00

高橋酒造のご紹介

いい米、いい水、いい人で。

1. 高橋酒造株式会社について



 1900年(明治33年)創業。熊本の 最南端に位置する人吉球磨地域において、一世紀以上、米を原料とした球磨焼酎を造り続けています。売上高は全国 7位(焼酎 2015年:帝国データバンク発表)。本格米焼酎「白岳」「しろ」という2つの球磨焼酎 ブランドを日本全国、また世界28カ国で販売しています。製法にいち早く減圧蒸留法を取り入れるなど、技術革新にも積極的に取り組んできており、現在は「日本の米で造った日本の蒸留酒である本格米 焼酎こそが、同じく米で造った醸造酒である日本酒とともに、日本を代表する酒になり得る」という信念のもと、米という原料にとことんまでこだわった蒸留酒の商品開発、ブランディングに注力しています。創業117年を迎えた高橋酒造の伝統を守りながら、日本文化の象徴でもある米という原料に こだわる姿勢や、本格米焼酎が持つ「食中酒」としての最適性や文化性を、質の高い広告等を通じて、情報発信しています。これからも500 年近くの歴史を持つ産地呼称を認められたブランド「球磨焼酎」を守り、伝統と革新の両立にチャレンジしていきます。


2. 高橋酒造から、皆様への返礼品について



■究極の米焼酎「百」
熊本県産米「森のくまさん」と球磨川の伏流水、そして全麹吟醸仕込み原酒の絶妙なブレンド。地元・熊本を愛する放送作家の小山薫堂氏とともにつくり上げた、究極の米焼酎です。東京四ツ谷「すし匠」の中澤圭二氏(現在はハワイ・リッツ・カールトン・レジデンス内「すし匠」シェフ)も開発に加わり、和食・鮨の旨味を一番引き出す23度に仕上げました。



■古酒KOMORIUTA(子守唄)
球磨焼酎の伝統を追求するため、昔ながらの甕貯蔵にこだわった逸品。3年もの間じっくりと熟成させることで、なめらかで落ち着いた味わいに仕上げました。甕貯蔵ならではの風味と熟成の旨味、そして上品なまろやかさがあり、焼酎が苦手な方にもおすすめです。


3. 蔵元より一言

▼焼酎造りの様子(高橋酒造の皆様)


 このたびの令和2年7月豪雨災害における皆様のあたたかいご支援まことにありがとうございます。
「球磨焼酎」は日本4つしかない産地呼称が認められた本格焼酎ブランドのひとつです。この「球磨焼酎」の文化を守るため、球磨川の水とともに生きているわれわれ人吉・球磨の蔵元は、自然と共存しながらこれからも焼酎造りを続けていきます。
 今回被災した、球磨焼酎リサイクリーン工場は、焼酎を蒸留した際に出る焼酎粕をリサイクルし、飼料や肥料にする施設です。今後の環境問題を考える上でも、循環社会を目指す上でも必要な施設となります。
皆様のご協力をぜひ宜しくお願い致します。


4. 会社概要

会社名    :高橋酒造株式会社
所在地    :熊本県球磨郡多良木町奥野813
TEL     :0966-42-2366
FAX     :0966-42-6529
HP      :https://www.hakutake.co.jp/
 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月27日 17:00

松本酒造場のご紹介

手づくりのよさをいかした焼酎つくり

1. 松本酒造場について



 冬の夜、霜の降りそうな 寒さに首を縮めながら、仕込み蔵へと急ぎます。ふと足を止めると、凛とした寒さの中に満天の星。仕込みの慌 ただしい日々の中、この抜けるように澄んだ冬の星空は、張りつめた気持ちを少しゆるめてくれます。また今年も、焼酎造りの季節にいることを感じながら、百年前の初代も同じ星空の下で焼酎造りをしていたのだろうと想い、また今年も、焼酎造りができることを有り難く感じます。当蔵は創業明治41年(1908年)、球磨のほぼ中央にあるあさぎり町で焼酎造りをはじめました。南国にありながら、寒暖差の大きいこの土地は、酒に欠かせないよい米と、よい水、よい気候がありました。創業当時の建物が残る蔵の、石つくりの麹室で麹を手づくりすることは変わりませんが、その伝統の中に、独自の自家培養酵母を使い、当蔵ならではの香りと味わいを追求しています。香りがほどよくあり、味わいがあってもくどくないもの。時代が移り変わっても、世代をこえて楽しんで頂けるような焼酎を目指して、日々焼酎造りに取り組んでいます。


2. 松本酒造場から、皆様への返礼品について



■萬緑
華やかな香りと豊かな味わいの萬緑

■裏伝 萬緑
萬緑に麹のもつ力を更に取り入れた裏技造りの逸品

■萬緑外伝
人吉城跡より採取された天然酵母で造った、やさしい味わい


3. 蔵元より一言

▼焼酎造りの様子(松本酒造場の皆様)


 球磨焼酎リサイクリーン株式会社は、豪雨災害により甚大な被害を受け、稼働することができない状況に陥ってしまいました。この施設は、球磨焼酎蔵元の焼酎製造でできる焼酎粕という副産物を、家畜飼料として有効利用するために作られたものです。家畜への飼料としての利用によって、大地から生まれる米が、球磨焼酎の原料として使われ、その後再び家畜を通して大地に戻る。私たちの、環境循環の理念を体現した重要な施設となります。球磨焼酎蔵元の、その思いが、再び実現できますよう、ご支援を賜わりましたら幸いでございます。


4. 会社概要

会社名    :合資会社 松本酒造場 
所在地    :熊本県球磨郡あさぎり町免田東347番地3 
TEL     :0966‐45‐2106
FAX     :0966-45-2845
HP      :https://kumashochu.or.jp/product/matsumoto/
 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月27日 17:00

繊月酒造のご紹介

地域に愛される焼酎造りを目指し
長い歴史の中で培った六代に亘る杜氏の技術を伝承した
質の高い球磨焼酎造りを続けています。


1. 繊月酒造について



 初代社長の堤治助は堤家の家業である味噌・醤油づくりを学び、そこで培った醸造の手法を用い、1903年に球磨焼酎づくりを始めたことが繊月酒造の原点です。
繊月とは繊細な三日月のことで、かつて700年もの長きに亘り人吉球磨を統治した相良藩の居城、人吉城の築城の際に掘り起こした土の中から細い月の模様の石が出土したことから、人吉城は別名「繊月城」と名付けられました。この繊月城を臨む立地にあり、古くから地域の人々によって親しまれ人吉球磨と深い縁のあるこの「繊月」の名を社名にさせていただいております。
創業当時、焼酎蔵の多くは、仕込みの専門家である杜氏集団を仕込みの時期だけ呼び寄せていましたが、繊月酒造は初代から専属の杜氏をおき、球磨焼酎造りの独自の製法を伝承しています。現在では6代目杜氏にその伝統と技が受け継がれています。
初代が生み出し、代々の杜氏によって育てられてきた蔵の味を守り、さらに磨きをかけながら球磨焼酎造りに取り組んでおります。


2. 繊月酒造から、皆様への返礼品について



■繊月大古酒(せんげつだいこしゅ)
3代目杜氏淋豊嘉は、球磨焼酎は寝かせると旨くなると熟成を始め経験を重ねました。その技が伝承した40年を超える古酒。土甕で長期貯蔵することでまろやかさやとろみが増した他に類を見ない貴重な古酒。ぜひストレートでお楽しみください。

■焔の刻印(ほむらのこくいん)
繊月酒造に眠る幾多の樫樽の中で10年以上貯蔵した本格米焼酎。新樽から手をかけたホワイトオークの本物の香りと、熟成した米焼酎のまろやかさが融合した、香り高く贅沢な逸品です。



■川辺(かわべ)
14年連続で水質日本一を誇る清流川辺川の水と、その名水で育った相良村産米のみで作り上げた純米焼酎。清流を想わせる、透き通るような香りと味わいが特徴です。ロックや水割りがおすすめ。長い歴史を持つロサンゼルスワイン&スピリッツコンペティションの焼酎部門にて最高金賞を受賞。

■たる繊月(せんげつ)
繊月酒造独自の製法で6年以上貯蔵した樽貯蔵古酒。繊月酒造の上質な米焼酎の原酒を樫樽に入れ、本来の樫樽の風味を引き出す独自の貯蔵技術でまろやかな味と馥郁たる香りを導きだしました。ロックまたは水割りでご堪能ください。


3. 蔵元より一言

▼焼酎造りの様子


令和2年7月豪雨災害で、繊月酒造も大きな被害に遭いました。
創業より118年、このような水害に見舞われたのは初めてのことです。
会社の敷地内は約1mの浸水、製品倉庫の深いところで2m浸水して、水が引いた後はどこから手をつけて良いのかという状況でした。出荷前の商品も多数影響を受け、工場1階の瓶詰めライン等の機械類は水没、トラックやリフト、社有車などの車両もほとんど廃車となりました。
しかしながらコロナ禍にもかかわらず多くのボランティアの方々と従業員の頑張りでようやく復旧することが出来たのは水害から3ヶ月後のことでした。
リサイクリーン株式会社は我々球磨焼酎の蔵元になくてはならない大切な施設です。
当社が仕込みを再開できても焼酎粕を処理する施設がないと思うように造ることは出来ません。私たち製造蔵が安心して球磨焼酎造りに励むことが出来るよう一日も早く復旧し稼働することを切望しています。


4. 会社概要

会社名    :繊月酒造株式会社
所在地    :熊本県人吉市新町1番地
TEL     :0966-22-3207
FAX     :0966-22-3208
HP      :http://www.sengetsu.co.jp
 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月22日 17:30

抜群酒造のご紹介

江戸から遠く離れた 肥後の国
音に聞こえた美田あり
山紫水明のこの地に 焼酎文化が花開く


1. 抜群酒造について



 当社が理想とする焼酎とは、お客様に“毎晩の晩酌はこれでいいや”と思っていただける焼酎です。
理想が低すぎる、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
焼酎造りはまず麹造りに始まります。うまみや甘み、コクや香りなどのバランスをとるためには焼酎造りの全ての工程で、徹底した品質管理が要求されます。本格的に仕込みが始まる10月から翌年の5月に製造を終えるまで、刻々と気温や湿度が変わるなか、安定した品質の焼酎を造り続けるためには高い技術と経験それにたゆまぬ努力が必要です。
しかし、コストがかかりすぎ価格の高い商品になってしまっては毎晩の晩酌用としては失格です。
“いつも変わらぬ製品をコンスタントに提供し続ける”
決して容易なことではありませんが私たちはこれからも変わらぬ焼酎造りへの挑戦を続けてまいります。


2. 抜群酒造から、皆様への返礼品について

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■樽抜群
樽抜群は一般には販売をしていない焼酎ですが、今回リターン品として選ばせていただきました。
度数35度の長期樽貯蔵酒ブレンド。減圧蒸留で作るためすっきり甘口で飲みやすい焼酎となっております。水割り・お湯割り・ロックどれでもお楽しみいただけます。


3. 蔵元より一言

▼焼酎造りの様子


 この度は、県南豪雨に係る人吉球磨へのご支援、ありがとうございます。
当社自身は大きな被害もなく、今年の仕込みも無事始めることができました。しかし、人吉球磨の被害は大きいもので、少しずつ復旧が進んでいる状況です。
今回の球磨焼酎リサイクリーン工場も今回の水害で大きな被害を受けた施設のひとつであります。焼酎の生産過程で出る焼酎粕は産業廃棄物と位置づけられており、その処理をする当施設は球磨焼酎を生産するうえでなくてはならない存在です。
これからも皆様の食卓に“球磨焼酎”が在り続けられるよう、ご賛同いただけますと幸いです。


4. 会社概要

会社名    :抜群酒造合資会社
所在地    :〒868-0502 熊本県球磨郡多良木町黒肥地1662
TEL     :0966-42-2172
FAX     :0966-42-6766
HP      :https://www.batsugun-syuzou.com/

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蔵元(商品)の紹介2021年1月22日 17:30

深野酒造のご紹介

量産ではなく良産を
甕で醸し出し 甕で育てる


1. 深野酒造について



 当蔵の創業は、文政六年(1823)。
初代の深野時次(ときじ)は元々福岡・久留米の出身。久留米ですから、当時の領主は筑前・黒田氏でしょうか、御用商人をしていたそうです。時次はお米の買い付けに人吉・球磨(当時の相良藩)に出入りするうち、人吉盆地の豊富な米、良質な水、冬の冷涼な気候に目をつけ、当時相良藩が藩をあげて焼酎・清酒の製造を奨励していたこともあり、一族でこの地に移ってきたのだそうです。
現当主・深野誠一は数えて七代目。おかげ様で2019年には、創業195周年を迎えました。


2. 深野酒造から、皆様への返礼品について



■刻の封印
地元・球磨産米を使用し、昔ながらの手造り麹(黒麹)・カメ仕込み・常圧蒸留の球磨焼酎。蒸留した原酒をカメで5年以上熟成、ワンランク上の旨さをお楽しみいただけます。

■白麹 誉の露
麹米から手造りで行い、かめ仕込み・常圧蒸留・かめ貯蔵。白麹を使用し昭和初期~中期に地元で愛飲されていた味わいを再現。甕熟成によるまろやかな口当り、深み、やさしい米の香りと昭和を想わせる、かすかな土の香りが特徴的です。

■秘蔵 10年古酒
完全手造り甕仕込み甕10年貯蔵のこだわりの原酒。古酒本来の甘味・風味を味わって頂く為に無濾過で仕上げました。ブレンド無しの10年物の味をお楽しみください。本商品は普段販売をしておりませんので、受注分だけの限定販売になります。


3. 蔵元より一言

▼蔵元での様子(代表取締役 深野誠一 様)


 7月の豪雨災害において皆様には多大なるご支援を賜り誠にありがとうございます。
被災した蔵や、球磨焼酎リサイクリーンは現在、復興に向けて球磨焼酎蔵元一丸となり進んでいるところです。初期の復興活動は一段落しましたが、これから建物、機器などの補修に入っています。球磨焼酎リサイクリーンにおいては蔵元の廃液処理を行っており、最重要施設となっておりますので、まだまだ時間はかかると思いますが今一度皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。


4. 会社概要

会社名    :深野酒造株式会社
所在地    :〒868-0026 熊本県人吉市合の原町333
TEL     :0966-22-2900
FAX     :0966-22-2982
HP      :https://www.fukano.co.jp
 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月22日 17:30

福田酒造のご紹介

清潔な環境で
技術と味をひたすら磨き
美味しい焼酎を造る

1. 福田酒造について



  初代福田国彦が、昭和10年に熊本県人吉の地にて創業。華やかで、きれいな酒質の焼酎造りをめざし、効率より品質を第一に考え清潔な環境を整え麹・酵母が働きやすい適温に管理しています。これらの事を実行するために蔵内の道具や仕込み蔵の床まで、徹底的に磨きあげます。
 球磨焼酎500年の歴史と伝統を受け継ぎ、昔ながらの蔵の仕来たりを忠実に守りながら、常に革新的なことに挑戦しております。昭和57年減圧蒸留機を導入し華やか香りと淡麗な酒質を造ることを実現。
 創業当時の銘柄は、”福の露”。現在の主力銘柄は、減圧蒸留の”山河”、樽熟成の”樽御輿”・”極醸”・”はなてばこ”の4銘柄です。


2. 福田酒造から、皆様への返礼品について



■山河古酒 35度 720ML
長期貯蔵の焼酎をブレンドすることにより、高濃度35度のアルコールを感じさせないマイルドでスムースな飲み口を実現。



■先人訓 25度 720ML
世界最古の復刻黒麹と江戸時代の酒酵母を使い、原料米にも古代黒米使い仕込まれた焼酎
古いにこだわった、今までの常識を超えた球磨焼酎。


3. 蔵元より一言

▼焼酎造りの様子(福田酒造の皆様)


 2020年7月4日、球磨川豪雨災害で人吉球磨地方は、甚大な被害を受けました。  
皆様のご支援のおかげで、復旧復興をめざし日々日常をとりもどしつつありますが、まだ手つかずの場所が多々ございます。球磨焼酎リサイクリーン工場も被害を受け再開のめどが立ちません。
この工場は、球磨焼酎を造る過程で焼酎を蒸留した残りの産業廃棄物を処理する為に必ず必要な施設です。


4. 会社概要

会社名    :株式会社福田酒造
所在地    :熊本県人吉市西間下町137-2
TEL     :0966-22-2507
FAX     :0966-22-2554
HP      :https://fukudasyuzou.com

 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月22日 17:30

常楽酒造のご紹介

原料、品質、製造方法にこだわり、大量生産ではなく伝統の製法を守り、
製品のひとつひとつに蔵人の焼酎造りにかける想いを込め、
お客様に納得していただける商品造りを目指しています。


1. 常楽酒造について



 常楽酒造は、深い山々に囲まれた人吉球磨盆地の南東部の球磨郡錦町に位置し、北に球磨川、南に宮崎県との県境をなす白髪岳を望み自然や水が豊かな環境で、大正元年の創業以来、球磨焼酎をはじめとする本格焼酎、リキュールの製造を営み続けております。
造りを担う杜氏たちは、人吉球磨盆地特有の気候と風土、球磨川など自然の恩恵の力を借りて、受け継がれてきた球磨焼酎の伝統製法と己の長年培われた技、新しい焼酎造りへの向上心をもって、丹念に焼酎を仕込みます。
造り仲間と心をひとつにして、仕込み水、原料、機械器具にいたる全てのものに感謝できるよう精進すること。良い焼酎を造るために体を惜しまないことを杜氏の信条、努力目標にしております。
樽貯蔵庫には約800本の樫樽があり、杜氏が厳選した樽に醸造した球磨焼酎を長期貯蔵、じっくりと熟成。原酒が琥珀色に染まり輝きを放ちます。洋酒を思わせるまろやかな口当たりの樫樽貯蔵酒は手間ひま惜しまず造り上げた逸品です。


2. 常楽酒造から、皆様への返礼品について


■秋の露 樽 原酒
 球磨焼酎を厳選したリムザンオーク樽などの樫樽に5年近く貯蔵、熟成させ、アルコール度数は41度で割り水を一切行なわず、色と味の調和を図るためのブレンドのみで仕上げた本格派長期貯蔵原酒です。樫樽の琥珀色の輝きと深みのある味わい、ほのかなバニラ香が高貴な余韻を醸し、まろやかな口あたりをお楽しみいただける名品。



■秋の露 全麹 古酒
 焼酎用麹と清酒用麹で毎年1月に寒仕込みした常圧蒸留の全麹仕込み焼酎。 全麹仕込みとは、麹のみを主原料として仕込む方法です。一次仕込み、二次仕込みの際にも投入する主原料は麹になります。麹で仕込み、また麹で仕込むという贅沢な製法。全麹仕込みは麹のみで発酵させる為、原料表示は「米麹」としか表示しません。全麹仕込みの焼酎は、原料の甘味や風味を引出し、ふくよかな香りとコクのある深い味わいを醸し出します。7年~8年のあいだ、貯蔵熟しました。

 

■球磨常楽 古 壺入
 焼酎用麹(白麹)と清酒用麹(黄麹)で毎年1月に寒仕込みした常圧蒸留の全麹仕込み焼酎。ふくよかな香りとコクのある深い味わいを醸し出します。7年~8年のあいだ、貯蔵熟成しました。壺入りで高級感ある商品です。


3. 蔵元より一言

▼酒蔵での様子


 熊本県南豪雨災害では、甚大な被害を受けた人吉球磨へ全国からたくさんの温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。被災して半年以上が経過しましたが、コロナ感染症拡大の影響もあり思うように進まない状況もあります。少しずつ町の復興に向けて進んでいるところです。
私達、球磨焼酎の蔵元が人吉球磨の活気を取り戻すためにできること。それは、球磨焼酎という伝統的な特産を守り、安定的な生産を持続していかなければいけません。
球磨焼酎の製造過程における廃棄物の焼酎粕の処理方法として、球磨焼酎リサイクリーン工場でのリサイクル処理は必要不可欠なのです。
 人吉球磨の球磨焼酎と自然を守る循環型社会の復旧、実現に向け、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。


4. 会社概要

会社名    :常楽酒造株式会社
所在地    :熊本県球磨郡錦町一武2577-13
TEL     :0966-38-4371
FAX     :0966-38-4372
HP      :http://www.joraku.co.jp/
 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月20日 17:00

六調子酒造のご紹介

~時代は熟成酒へ~

1. 六調子酒造について




 弊社は、長期熟成酒に特化した蔵です。「時代は熟成酒へ」を合言に貯蔵熟成技術の探求に約一世紀近い年月を費やしてきました。そしてこの数十年で、貯蔵熟成酒を回転させてコンスタントに販売してゆく体制を構築しました。しかしここまでは、従来のスコッチやコニャックに代表される高級蒸留酒の発想にすぎません。つまり、製品は単なる商品の域を出ないのです。

私はさらに一歩踏み込んで文化としての、芸術としての酒を追求したいと切望しています。

これはまさに、私にとって生涯を懸けた悲願です。

酒はその品質にふさわしいラベルやボトル、パッケージによって一つの完成された世界を形づくると私は考え、人間国宝・芹沢銈介氏や熊谷守一画伯の手になるラベルやパッケージなども用いています。そして必ず、焼酎は「熟成酒」として、スコッチやコニャックを凌ぐ世界の酒として認知される日が来ると私は確信しております。


六調子酒造株式会社 代表取締役 池邉 道人

 

2. 六調子酒造から、皆様への返礼品について




■古代一壷(こだいいっこ)
秘蔵の米焼酎です。24時間体制でスコットランドのハイランド地方と同様の温度、湿度にコントロールされた樽貯蔵庫にて長期貯蔵しております。米焼酎古酒をベースに30年、13年、11年古酒8種類をブレンドしました。香り高く、甘く,やわらかく、しかも濃厚で芳醇な飲みごたえを兼ね備えています。
「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2020」(主催・TWSC実行委員会)で最高金賞を受賞しました。
一本一本に手書きの限定番号入りです。



■25度 本吟六調子 / 35度 本吟六調子
​甘さとこくが絶妙な調和をみせる六調子の原点です。
常圧蒸留貯蔵熟成酒のスタンダード版7年物、25度と35度です。
黄麹を添え麹に用いて甘みを出しています。しっかりした原料特性、熟成による甘味と香りが特徴です。お湯割り、ロックで。

 

 

3. 蔵元より一言


日々、ブレンド実験に没頭して新しい、より優れた品質を追求しております。たとえばランボーが言葉を、モーッアルトが音を組み合わせて一つの世界を作り出すようにとてもクリエイティブな作業です。

▼ブレント実験の様子(代表取締役 池邉道人 様)


皆様へ
このたび、クラウドファンディングにご賛同いただきます皆様に心より厚く御礼を申し上げます。リサイクリーン㈱は、ご存じのとおり焼酎粕を処理して再利用する会社です。焼酎粕は焼酎廃液などと呼ばれることもありますが、実は栄養の塊、タンパク質、脂質、ビタミン類と酵素に富んでいます。ただ、正しい処理なくしてはやはりただの廃液です。
焼酎粕を食肉用の家畜や乳牛の飼料として用いることは、化学飼料と違い、何より安全安心であり栄養的にも優れています。世の中の為に役に立つ会社です。
どうか皆様のご支援を伏してお願い申し上げます。

 

4. 蔵元情報


会社名:六調子酒造株式会社
所在地:〒868-0303 熊本県球磨郡錦町西1013
TEL :0966-38-1130
FAX :0966-38-2464
HP  :http://rokuchoshisyuzou.sakura.ne.jp/index.html

 

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蔵元(商品)の紹介2021年1月20日 17:00

那須酒造場のご紹介

「手造り」の想いを届けたいと
毎日奮闘中
こだわりの一品を皆様に贈りたい


1. 那須酒造場について



 自然豊かな奥球磨多良木町にある那須酒造場。字名は久米宮田といい、蔵の周囲には田園風景が広がる稲作が盛んな地域に位置します。

創業者で初代杜氏、那須虎治から代々受け継がれてきた一子相伝の伝統製法を受け継ぎ、当時からの酒造道具を使うこだわりの手造りを行っています。

 

創業は大正6年で現在4代目。

身内のみで行う手造り製法ゆえ少量生産ですが、それだけにじっくりと焼酎に向き合い、皆に愛される味わいを求め続けています。

機械等に頼らず、全てを人の手によって想いを込め、永い時間をかけ、手間を惜しまず。

 

この球磨の自然、先代の思い、お客様に感謝しながら、焼酎造りを極めていこうと思っています。

幸せに美味しく飲んで頂けるのが私達の最大の喜び。

そんな焼酎を造り、磨いていくのが私達の信念です。


2. 那須酒造場から、皆様への返礼品について



■球磨の泉 常圧古酒
今回の水害により人吉の多くの場所が被災しました。この焼酎はその人吉に位置し壊滅的な被害を受けた酒店「塚本酒店」様で販売している特別限定品です。当社自慢の「球磨の泉」を特別に甕を貸し切り、さらに貯蔵を重ねたもので、その味わい深さが魅力です。ビンテージであり、二度と味わう事はできない商品。プライベートブランド(以下、PB)ですが、復興応援の意味でリターン商品にさせて頂きました。

■秘蔵古酒 鴨の舞
こだわりの安全・安心な合鴨米を原料に、当社の手造りの技を駆使して醸した焼酎をさらに樫樽にて長期間貯蔵熟成した焼酎です。色々な樽古酒をブレンドしバニラ香溢れる絶妙な味わいに仕上げています。熊本の「肥後リカー㈱」のPBですが、人吉で壊滅的な被害を受けた酒店「一期屋」様でも販売しており、同じく復興応援の意味でリターン商品にさせて頂きました。


3. 蔵元より一言

▼酒蔵での様子(那須酒造場の皆様)


焼酎を造る際必ず蒸留粕が生み出されますが、原料のお米と麹から出来るその成分は非常に良いものです。

うまく食品加工をすると非常に良い健康食品になれる可能性があり、また肥料としてもすぐれた効果があると考えます。

 

しかしながら取り扱いが非常に難しく、加工技術の都合上どうしても私たち小さな蔵元では再利用することが出来ません。

せっかく良いお米から出来た蒸留粕がただの「廃液」として処理されるのはとても悲しい事です。

 

循環型施設である球磨焼酎リサイクリーン工場のおかげで球磨焼酎も安心して製造することができるため、私たちにとって必要不可欠な存在です。

未来の球磨焼酎業界のため、ぜひご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。


4. 蔵元情報

会社名 :有限会社那須酒造場
所在地 :〒868-0503 熊本県球磨郡多良木町久米695
TEL  :0966-42-2592
FAX  :0966-42-2592

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