プロジェクトニュース トマトについて

トマトについて2023年5月16日 16:51

熊本のトマトについて

知って欲しい熊本のトマト

熊本県は、全国でもダントツの生産量を誇るトマト大国です。

/data/blog/archive/original/28164.jpg

そのカギは、山あり海ありの多彩な地形にあります。

温暖な海沿いでは秋から春にかけて、涼しい高原では夏から秋にかけて栽培が可能なのです。
有名なのは、八代市を中心に海に面した土地、干拓地などの塩分濃度が高い土地で栽培されることで甘味が凝縮された特別な甘味をもった塩トマトです。

糖度が最低でも8度以上のもの。フルーツトマトともいわれる甘さです。

塩トマトは果皮も分厚く普通のトマトと比べると歯ごたえがあり、甘味だけでなくしっかりとした酸味もポイントです。
 
田口農園のトマト
当農園も有明海のすぐそばにて栽培しています。干拓地でありもともとは海でした!
塩トマトではないのですが、ミネラルたっぷりの土壌、有明海から吹く潮風を受けて、旨味と酸味のバランスが良好な美味しいトマトが育ちます。

産地であるが故に少しの傷や割れが売り物のならず、廃棄トマトが大量に発生しております。
こうして「まだ食べられるミニトマト」の高付加価値化も自ら実践し、6次産業化への取り組みを進めています。
/data/blog/archive/original/28163.jpg
 

この記事のURL/シェア

トマトについて2023年5月16日 16:46

トマトの効能

トマトは、低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜です。
 
/data/blog/archive/original/28161.jpg

 

栄養成分

美肌効果風邪予防に役立つビタミンC
・老化を抑制するビタミンE
・塩分の排出を助けるカリウム
・腸内環境を整える食物繊維
 
更に注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンです。
リコピンとは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分カロテノイドのひとつ。
βーカロテンなどの仲間です。
 
カロテノイドの中でも抗酸化作用が高く、効能は、同じ抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上です。
 
私たちは、酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることが分かってきたので、抗酸化作用を持つリコピンに健康や美容の面からもさまざまな効能が期待されています。
 
「リコピン」を上手にとるには

リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性は、生野菜からは非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことが明らかにされています。
また、油を使った料理でも比較的に熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まります。

リコピンを効率的かつ十分にとるには生のトマトだけに頼らず、トマト加工品を利用するのが賢い方法と言えそうです。
 

この記事のURL/シェア