活動報告2026年3月5日 08:00

熊本・東京日程開催報告③

この度、第2回アジア学生交流会議の熊本・東京日程を開催いたしました!!

いつもアジア学生交流会議の活動にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
この度、第2回アジア学生交流会議の
  •   熊本・東京日程の開催
をいたしましたので、ご報告させていただきます。

今回の第2回アジア学生交流会議(ASEC) 兼 第14回日台学生会議(JTSC)では、
熊本:2月23日~2月25日
東京:2月26日~2月28日
の期間で、熊本・東京日程を開催いたしました。
今月末(3月23日~3月27日)には、台湾での日程を控えています。

第3回目は、熊本日程の3日目の活動の様子を紹介させていただきたいと思います!

3日目は、本会議のメインテーマの1つでもある、半導体について主に学びました。

まず、セミコンテクノパークにバスで向かいました。
熊本県菊陽町を中心に形成されているセミコンテクノパークは、日本の半導体産業の新たな拠点として急速に注目を集めているエリアです。特に、TSMC(台湾積体電路製造)が進出したことを契機に、世界的な半導体サプライチェーンの重要拠点へと進化しつつあります。このエリアでは、TSMCの日本法人であるJASMをはじめとした半導体製造・装置・関連企業が集積し、産業エコシステムを形成しています。地図を見て、バスの中からどのような企業が集まっているのかを見学しました。JASMやSONYなど、産業を代表する企業を間近で観察し、熊本の地域産業の勢いを肌で感じ取ることができました。

その後、隣接している熊本県立技術短期大学へ立ち寄りました。熊本県立技術短期大学は、実践的な学びを通して技術者を生み出しており、学生の展示や就職先など、その専門性とレベルの高さに学生も驚きを隠せないようでした。

その後は、セミコンテクノパーク内に居を構える東京エレクトロン九州様にお邪魔し、昨年に竣工したばかりの新開発棟(プロセス開発棟)に伺わせていただきました。
新開発棟では、半導体製造のサプライチェーンについて、その中で同社がどのような役割を果たしている企業なのかを、基礎から解説していただきました。また、新開発棟の役割や備わっている機能など、紹介動画を交えながら説明を頂きました。
nm(ナノメートル)という単位で髪の毛よりも小さい半導体。その製造装置を作る同社の、細部にこだわる技術力、緻密な作業内容を直接社員の方から聞くことができました。半導体に興味を持ち本会議に参加を決めた学生たちにとって、非常に学びの多い時間でした。また、半導体産業の代表企業であり熊本で長い間操業している同社が、地域とどのようにつながっているのかについても学び、熊本全体の産業の持続性についても考えるきっかけにもなりました。

そして、1日目にお世話になった肥後銀行SDGsミライパークに再びお邪魔しました。

1日目と同様、お弁当のヒライ様がお弁当を無料提供してくださり、全員でおいしく頂きました。

その後、熊本県庁企業立地課の方から、熊本県の半導体産業についてのご講演をいただきました。
半導体産業振興における熊本県の取り組みだけでなく、「くまもとサイエンスパーク」という新たな構想、それによる熊本県全体への波及効果など、熊本県の将来についてのお話を聞くことができました。半導体関連企業を間近で見学してきた学生にとっては、現場で得た学びを、熊本全体の経済まで拡げ、将来について考えるきっかけとなりました。

肥後銀行SDGsミライパークには、様々な企業の展示ブースがあり、当日は、JASM様、2日目でお世話になったハイコム様から直接展示物の紹介を頂きました。

JASM様の展示ブースでは、半導体製造装置の製造過程において、同社のグリーンマニュファクチャリング(サステナブルな経営活動)について、製造過程で生まれる廃棄物のリサイクル製品や、使用する地下水を100%以上涵養しているシステムなどの説明をしていただきました。
半導体産業をけん引する存在であるからこそ、持続的な成長に力を入れ、半導体産業全体を長く将来にわたりリードしていく。「大きな存在感ゆえの責任」を「未来への推進力に変換する」という力強さが伝わってきました。また、当日は同社の社長もいらっしゃり、実際に台湾の学生からの質問に答えられていた場面も見受けられました。学生たちにとっては、非常に刺激的な体験でした。


次に、ハイコム様からのブース説明を頂きました。SDGsミライパークにおいて、「未来の農業」というテーマで展示をしており、ワクワクするような内容でした。土と人の手を必要とせず、少量の水で野菜を育てるというハイコムスマートファーム。輸送によるCO2の発生、人手不足、食品ロス、季節の影響など、現代日本の農業課題に真正面から向き合い、解決を目指す同社の技術力には目を見張るものがありました。
説明を頂いた社員の方からは、本気で社会課題解決を達成するという熱量を感じ取れました。この技術は実際に実用化され始めており、これからのさらなる発展・普及が期待されています!

最後に、SDGsミライパークを運営されている肥後銀行様よりご講演をいただきました。銀行業務に限らず、地域に根差す企業であるからこその活動を行っていることを学びました。熊本県を回り、その現状、そして未来について考えた熊本での3日間を締めくくるのにふさわしいお話を聞くことができました。

そして、飛行機に乗り、次の開催地である東京へ向かっていきました。
次回以降、東京での活動の様子をご紹介いたします!
 
~熊本日程を終えて~

熊本地震発生から、今年で10年目を迎えます。熊本城は深刻な被害を受け、いまだに復旧工事が終了していません。しかし、熊本の中心に悠然と構え、復旧工事が進んでいく様子は、新たな未来を切り拓かんとする熊本の人々の熱意と地元愛、そして不屈の精神を象徴しているように思えます。その熊本の地で、TSMCをはじめとした産業や新たな技術が存在感を強め、行き場を求めています。未来を左右するような変化が現在進行形で起こっている熊本で本会議を開催できたことを、大変光栄に思います。
 
熊本の地を観光するだけで終わらせることなく、インターネットで企業を調べるだけでなく、実際に現場に赴いた学生たちは、学び得たことがさぞ多かったろうと思います。この学びをどうか次のアクションにつなげていってほしいと思います。

そしていずれは、変化が目まぐるしい時代の先頭に立ち、熊本や社会全体に学びを還元してくれるリーダーが本会議から生まれてくれることを願っています。学生という立場で、このようなプログラムに参加を決め、学びを深化した参加者たちには、すでにその素質が備わっているはずです。


第二回開催にあたり、皆さまのご支援をお願いします!

現在、私たちは 第二回アジア学生交流会議の開催にあたりクラウドファンディングを実施中 です。

この学生主体のプロジェクトは、将来を担う若者たちが国境を越えた学びと友情を育む貴重な機会です。
皆さまのあたたかいご支援が、次の世代の国際交流の一歩になります。

興味はあるけれど、金銭的な理由で参加をあきらめてしまう学生を、少しでも減らしたいと思っています。

どうか、本会議の応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

tocニュースカテゴリ
archiveアーカイブス
集まっている金額
50,000円
現在
1 %
目標金額5,000,000円
残り日数8日
参加人数1人
オーナー合同会社アジア中東政治経済研究所