皆様、こんにちは。
熊本市の球磨焼酎専門バー69spirits（ロックスピリッツ）です。

2025年8月10日から11日未明にかけて、熊本地方に停滞した線状降水帯の影響で店内が浸水しました。被害総額は約600万円にのぼり、2カ月の休業を迫られました。そしてこの度、10月13日に営業を再開します。
　

あの夜の出来事

8月11日未明。
店には高校の同級生３人がいました。
激しい豪雨と雷で「当分は帰れないな」などと話していました。しばらくして、床にじわっと水が入ってきているのを見つけました。

排気口から壁伝いにタラタラと流れ落ちていた水は、10分もしないうちに滝のように音を立てて浸入し始めます。

呆然と立ち尽くしましたが、命の危険を感じ灯りを消し、外に出ました。
下通はすでに膝下まで川のように水が流れていました。
 

　

 

　
翌朝、店には流入した泥のにおいが充満し、焼酎のびんがあちらこちらに倒れていました。

「この場所での再開は無理かもしれない」、そう悩んでいたところに常連のお客さまや同窓の先輩、同輩、後輩たちからたくさんの励まし、お見舞いなどをいただき「ここで再起を」と心に決めました。
　

　
休業中の皆さまの温かいお心遣いに感謝申し上げます。
しかし、正直なところまだ十分な資金が確保できたとはいえません。コロナ禍からようやく回復傾向にあったところへの水損被害により予想を超えたダメージを受けました。

どうかもう一度、69spiritsを再興させてください。よろしくお願いします。
 

今回のプロジェクトでは、、、

大雨による水損で2カ月間休業を余儀なくされた球磨焼酎バーの復興と今後の新展開に向けた支援をお願いします。

営業再開に向けて多くの方々に支えられ、ようやく再スタートの準備が整いましたが、設備の補修費用など、まだ十分な資金が確保できていないのが現状です。
　
 　
　
また、これまで以上に球磨焼酎の魅力を広く発信したいという想いもあります。営業再開後の新しい展開として、球磨焼酎全銘柄を紹介するデータベースの構築、公開を企画しています。

蔵元の紹介を含め、球磨焼酎にどんな銘柄があるのか、どんな味わいなのかをわかりやすく解説します。できた資料についてはホームページやSNSで公開します。

球磨焼酎ファンの方はもちろん、これまであまり馴染みのなかった方にも、球磨焼酎の魅力と奥深さを感じていただけるようにしたいと考えています。
　

　

お礼の品のご紹介

ご支援をしていただいた方へ、オリジナルボトル 1本(球磨焼酎 105ml)と「手ぬぐい」または「プラカップ」のいずれかのセットをお届けします。 

10口以上ご支援をしていただいた方へは、プレミアムオリジナル焼酎 1本(750ml)もお届けさせていただきます。

※オリジナルボトルは、球磨焼酎の蔵元に依頼し、製作中です。
※プロジェクト終了後に発送予定です。
※リターンにはお酒が含まれます。そのため、20歳未満の方はご支援いただけません。
　　
　

資金使途

今回ご支援いただいた資金は、水損した店内設備の補修や機器購入および球磨焼酎データベース構築費として、大切に活用させていただきます。
　

自己紹介

69spirits（ロックスピリッツ）は、熊本市中央区手取本町、熊本市役所近くにある球磨焼酎の専門バーです。
　

　
球磨焼酎とは、500年の歴史を持つ熊本県南の人吉・球磨地方で醸される米を原料とする焼酎です。WTO（世界貿易機関）により原産地呼称（GI：Geographical Indication ）を認められています。

ワインでいうボルドー、ウイスキーのスコッチと同格で、球磨焼酎を名乗るには、
①国内産の米を原料にする
②人吉・球磨地方の水を使う
③人吉・球磨地方で蒸留、びん詰めをする
…という条件を満たす必要があります。

69spiritsでは球磨焼酎全27蔵元の約250銘柄をお楽しみいただけます。
 

店主 プロフィール

星原克也（ほしはら かつや）
1969年熊本市生まれ
熊本高校、明治大卒
1993年熊本日日新聞社入社
社会部、芦北支局長、文化部など
2017年退社、同年6月9日に69spirits開業
2025年10月よりRKKラジオ「大人げない大人たち」出演中
 

 

最後に

もう一度、69spiritsを再興させたい。
この場所で、球磨焼酎を愛する人たちが集い、笑顔と語らいが生まれる時間を取り戻したい。
この想いを胸に、諦めることなく挑戦を続けます。
どうか皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
 

星原 克也
  

　

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。